隊長の日記w

車、バイク、日常のこと暇見て書いていきますwたまに猫のタマも登場します

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エンジンがかからない・・

こないだエンジンがかからないというお客様が、早速現場に急行
補助のバッテリーをつなぎとりあえず鍵を回し始動を試みますが
かかりそうにはなりますが・・かからない
初爆はあるがかからないという状況
お客様に話をうかがうとエンジンスターターでかけようと試みたがかからず
その後手動でかけようとしたがかからなかったということ
まあバッテリーが弱くてかからなかったのかな・・と整備スタート

プラグ交換してバッテリーをつなぎ再度始動・・・何とかエンジンかかりました。
診断機つないでみるとエンジン始動不良というコードが入ってましたがその他はなし
一応様子を見てもらうことに・・・

二日後またもや電話が・・・・まったく同じような症状
始動は出来ましたが念のため工場に入庫し点検をすることに
車両は平成20年D車の軽ワンボックス走行距離43000キロ程度
バッテリーの点検から始まり燃圧やら火花やらほぼ問題がない状況

あとは圧縮?まあ新しい車だし大丈夫だとは思うけど
測定してみると1番3番8キロ程度…2番だけ4キロ・・・
原因発見しましたw全く予想外の展開
ありえないでしょう…圧縮が下がるなんて
VVT?・・・VVTがだめなら3つとも圧縮上がらないはず・・そもそもついてないw
一応バルブクリアランスの確認・・ほぼ基準値内の収まっています

ということはピストンリングの摩耗・シリンダーの摩耗が原因?
この方オイル交換は半年に1回必ず行ってますし、エアーエレメントは車検ごとに交換されています
できる範囲でのメンテナンスはされている方
ヘットを下しシリンダとピストンを確認シリンダーの摩耗は異常なし
ピストンリングが固着してる様子もないちょっと張力が弱いかなという感じ
ピストンリングを交換し圧縮を測定基準値に戻りました
なんだか今までの常識が崩れ去る思いが…
昔から圧縮・火花・混合気この3つがそろえばエンジンはかかる
この3要素は修理の基本でしたがVVTの異常などがない限り圧縮は気にせず
火花と燃料を確認する
これでほぼ間違いなく問題は解決していました

最近の燃費競走の裏側で過酷な状況のもと酷使されるエンジン
少しでも摩擦ロスをなくすためにピストンリングも薄くなり張力も抑え気味

こんな状況になり20年前軽自動車なんて10万キロ走ったら廃車だって言ってた頃に
精度と技術が上がったことにより逆戻りしてるような気がします

電気自動車やハイブリット何年乗れるんでしょう?




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| 自動車整備 | 15:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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これでも動くって…

平成22年登録で走行距離は13万キロ・・・お仕事で使用しているトヨエースが入ってきました
トヨタさんの1KDというエンジンが積んである車
症状は・・・ノッキングがするということ ガソリン車じゃないんだからノッキングなんて…と思いながら試運転

あら見事にアクセルを踏んでいくと途中で見事にノッキングが起こりました症状的には
2000回転くらいまではスムーズにエンジン回転が上がりそこで一休み
その後またエンジン回転が上がっていくという感じ

早速高度診断機を接続ダイアグコードが入って無いか点検EGR系・バキュームセンサー系・DPR系と数か所
不具合のコードが入ってました・・どれが悪いの?DPR系ということで排気系をを点検し
バキューム系は負圧系つけて点検・・EGR系はバルブなど動いてるかどうか点検することに
ガソリン車などではよくEGRバルブの不具合でエンジンが不調になることがあるので
まずはそのあたりから進めようとbulbを一部分解するとすごいことになっているではありませんか

こんなひどい状況の車見たことがないというぐらいの光景です

20161203001.jpg 
まずは取り外したEGRバルブ中を見てびっくりです排気のすすやらスラッジがびっしりほぼ詰まってるような状況
ちなみに、バルブのマフラー側もマニホールド側も同じ状態です
完全に詰まってくれたら、エンジン調子よくなるかもですw


20161203004.jpg 20161203002.jpg
当然ですがその先のインレットマニホールドも上のような状況、シリンダヘット側の写真なので

当然
20161203003.jpg
ヘットもこんな状態・・・おそらくはシリンダヘット内部も似たような状況
これだけスラッジやすすで詰まってる状況なら上に書いたコードが出ても不思議ではない

まずはこのスラッジをきれいにするところからスタート当然吸気側がこれだけの状況になってるので
DPR(排気側)も清掃しますどうせだめなら交換ですから中性洗剤つけて洗車機で洗います
EGRのバルブもきれいにそして動きが悪くなってた部分も動くようにします

さて問題はエンジンの内部シリンダヘット内バルブ回りの清掃をどうするか
ヘットを下して清掃するのがいちばんよいのですが今回は、エンジン内部洗浄機エコクリーンを使用することに
エコクリーンっていうのは燃料に洗剤混ぜて燃焼室をきれいにする装置(同じような添加剤は各社からたくさん出てます)
という一連の作業を行いいざ試運転かなり改善されましたが
やはりEGRのバルブの動きがいまいちのようで試しに完全にふさいで走ってみるとすこぶる好調に
最終的にEGRバルブを交換し修理完了

おそらくはエンジンオイル交換時にDL1DH2などの専用オイルを使用していなかったとか、
使用状況が市内での使用が多く低速低回転での使用が多かったためDPRもつまり気味にあわせて
EGRバルブ等にも汚れが付着し排気が必要以上に吸気にまわったと推測されます。

その後は元気に走ってるということなので安心しました~






| 自動車整備 | 15:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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もう少し・・・

自動車の整備をしているともう少し勉強していればと思うことが時々あります

ホンダのVTECはバリアブル・バルブ・タイミング&リフト・エレエクトロニック・コントロール システム
三菱のMIVEC三菱・イノベーテッド・バルブ・タイミング&リフト・ エレクトロニック・コントロール
トヨタのVVTバリアブル・バルブ・タイミング と
英語の勉強をしていれば見ただけで、どんな装置か見当がつきそうですし

オームの法則やらフレミングのなんちゃらやら試験に出るから勉強していたことが実際に役立ったりします
特に数学(算数かな?)はもっと頑張っておけばとよく思うことが…
以前書いたトレーラー製作時の計算書などの荷重分布なども小学校のころ習った比の問題と似ています

こないだ4輪駆動車に乗られている方が『車が曲がってるみたいなのでみてくれませんか?』という依頼が

20161108004.jpg

こんな感じの車なんですが…コイルスプリングを交換していて車高が少し高くなっています

見てみると右と左でフェンダーとタイヤの隙間が違う、それで車が曲がってるのではと思ったようで
スプリング交換によって車高が上がったけれどラテラルロットがノーマルのため
車軸とボディーの位置が少しずれたことが考えられます・・・これ以上車高を上げるのであれば
調整式のラテラルロットで調整するほうが良いかもしれませんと説明しましたが・・
説明してる隊長wもなんとなくピンときませんということで図解入りで説明することに

20161108002.jpg  20161108001.jpg

こんな感じで作ってみました。これを見ながら説明をし納得していただきましたが・・・
これ作りながら・・

高さが高くなればラテラルロットと連結してるフレームは左に移動していくのが
なんとなくわかると思います

そういえば小学校の時、図形の問題ってあったよなぁーと懐かしくさともっと勉強しとけばよかったと思う仕事でしたw







| 自動車整備 | 17:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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持つべきものは近くの技術者

ここ数年で、修理に入ってきた車で部品の生産中止というものが増えています。
今年の春には、昭和54年製のトラックのガラスが割れて入庫・・・生産してませんてことも
このトラックどうなったかは今度報告しますが

先月のこと・・お客様から『車軸が折れた!タイヤがあっぺ向いてる!』と携帯に電話が

フロントのタイヤがあっぺ向いてるということはタイロットの不具合?急遽現場に行くと
畑の横の細い道路の側溝に脱輪したらしく見事にエンドではなくタイロットが損傷しておりました。

20161102002.jpg

          ↑これがタイロットですここが折れてました


部品取り寄せて交換しますねと話し、
応急措置で、一旦外し折れてしまった部分を溶接し工場まで何とか動けるように加工しました。
溶接したのならそのままでもいいのではと思う方もいらっしゃると思いますが
足回りなどの部品は溶接などの熱加工はNGなのです

ということで部品注文
えっ!!!嘘…生産中止ですと・・・
この車両・・・昭和ではなく平成9年車まあ20年前ですが・・・
いまも中古では200万から300万と高額で販売されてる車です。買われたのも3年ほど前
部品ないから修理できませんというわけにはいきません・・
まずは部品やさんに相談・・ないなら溶接しかないねと・・それができれば相談しないですw

色々手を尽くしましたが部品としての供給は無理・・そしたら作るしかない!
ということでまずは国土交通省様にご相談
その結果同等もしくはそれ以上の強度が確保でき熱加工等行わなければ大丈夫ではないかということに

メーカーにタイロットに使ってるパイプの材質教えてと投げかけてみましたが、教えてくれるわけもなくw
何とか調べることができパイプの調達と加工をお願いするのに近くの鉄工所さんに
北海道にパイプはなく神戸から取り寄せできるということでお願いをし両サイドにタイロットエンドを取り付ける
ネジを切ってもらうお願いもしてきました。隊長w簡単に思ってましたがこのネジを切るのが大変なんだそうです
旋盤で切ってもらうのですがこれがなかなか難しいらしい・・

20161102004.jpg  20161102003.jpg 20161102001.jpg

出来上がったのはこんな感じです

こんなパイプですがこれがないとハンドルで操作ができないわけでこの部品製作できなければ
このトラックは廃車になり輸出されるか、部品取りとして解体されるしかなかったわけです。

今回は近くの旋盤技術者の方に感謝です

本当はメーカーさんが製作してくれると良いと思うのですが・・
部品の値段は高いし物はないしと…
これからは部品製作なんてことも必要なのかもしれません


| 自動車整備 | 11:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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エンジンオーバーホール

オーバーホールなんて書いてますが、最近はほぼやりません
オイル消費が多いエンジンや異音がするなど不具合があるものは
ほぼ、中古エンジンかリビルトエンジンに乗せ換えます

先月スバルのEJ20エンジンのコンロットメタルが焼き付いたので修理をすることに
お客様のストックしていたエンジンに乗せ換えようと作業開始・・
ヘット周りが違うのでヘット交換のためヘットおろしたら・・シリンダ錆びてる・・・
ということでクランクシャフト・コンロット・ピストンをストックエンジンのものを使用しようと比べると
ピストンサイズが違う・・・2つのエンジンをバラバラにして使えるものを使って1つのエンジンにすることに

結局はオーバーホールと同じ作業になってしまったなんてことはたまにはありますが

 
ほぼこんな作業はありません。なので・・作業の減少=経験者の減少というのが現状

そんな中つい先日

こんなエンジンが… 

 20161028.jpg   20161028002.jpg
走行距離8万キロ エンジンがかからないということで入庫
圧縮圧力が低下していました。エンジンの摩耗・バルブ不良・ヘットガスケットの不良などいろいろ考えられますが
今回はほぼイン側のバルブクリアランスがない状態 常時インレットのバルブが開いている状態でした。

なぜそんなことが起きるのかというと‥バルブとバルブシートが摩耗しバルブとシートのあたりが変わってしまうためなのです

20161028004.jpg 20161028003.jpg

見ずらいですが上の左の写真  上側にバルブ6本と下側のバルブ6本の取り付け状態を見ていただければ
上側のバルブが少しヘットに食い込んでいるのが分かると思います。

ここで・・整備士さんならタペット調整すればいいだけでは?と思うことと思います

まさにその通りなのですが…
タペット調整をするためにはシム調整のためカムシャフトを外さなければなりません
そのためにはカムスプロケットを外して・・・・と昔L型や2TGなど触ってた方は手慣れたものですが・・
なんとこのエンジンはフロントケース外さないとカムシャフト外すことできないのですw


隊長w昔の人間なのでタペット調整する時間とエンジンを脱着する時間が大差ないなんてことは全く理解できませんw

これも昔のようにオーバーホールをしなくなった弊害なのかもしれません

最後にもう一つこのエンジン3年前にリビルトエンジンに乗せ換えた自働車です
交換してから2万キロ程度走行してこの状態 北海道過酷な使用条件ですけども・・・
3年2万キロそこそこでエンジンのかからなくなるリビルトエンジンってどうなんでしょうね?


購入先の技術者さんとお話しする機会がありましたので
話をしてみるとよくある事らしいです、燃料がうすいとか‥何とか・・
物づくり日本ってどこ行っちゃったんですかね?よくあるトラブルにも対応しない日本の未来ってどんな未来でしょう

| 自動車整備 | 07:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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